貯金に税金がかかる?「貯蓄税」導入の可能性はいつから?
2022年の10月頃、気になるニュースが出ました。
なんと、
「銀行に預けている預金にも、税金がかかるようになる!」
というもの。
収入にも税金がかかってるのに、貯金にも税金がかかるの!?
ひどい!
SNSでも、いろんな意見が飛び交っていました。
もちろん、ほとんどが否定的・ネガティブ。
貯蓄税なるものが導入されるのであれば投資をやることはほぼ必須になるでしょうね。もしくは海外に移住するのか。まあ未来の税制がどうなるのかは分かりませんが期待は0です。悪い方向に転ぶことはあっても良い方向に転ぶことはないと思います。
— ひんぽん/セミリタイアを目指すブログ (@hinpon3) December 10, 2022
税金が取られるのは、基本的に嫌なことですよね…。
本当に、「貯蓄税」は導入されるのでしょうか?
この「貯蓄税」のニュースのウソ・ホントを、おっけい先生が解説していきます。
貯蓄しているだけで税金!?「貯蓄税」ができるって本当?
将来のために、毎月コツコツ貯金を頑張っている人も多いはず!
一生懸命貯めたお金、貯蓄に「貯蓄税」がかかるなんて、たまったもんじゃない!
そう思うのは当たり前!
一方で、導入した方がいいのでは?という意見もあります。
本当にその税金が適用されるのか、その内容はどういうものなのか、解説していきます。
貯蓄税は導入未定!気になる税金の内容は?
この貯蓄税、現段階での導入は未定!
現時点での導入は、ほぼないといっていいくらい。
「どうやら、検討されているらしい」というくらいの不確実な情報です。
だから、「いつからなの?」「本当に導入なの?」って話は、まだまだ分かりません!
あ、貯蓄税は導入されないんだ、よかった!
でも安心するのはまだ早い!
なぜなら、日本の税制再建は大きな課題だから。
消費税をアップさせても、まだまだ改善が必要な状態なんです。
だから近いうち、何かしらの対策や税金の導入はされるはず。
内容を知っておくのは、自分のお金を守るために大事なことです。
ではこの「貯蓄税」ってどういうものなのでしょうか?
これは、銀行に預けているお金にかかる税金のことです。
貯蓄税の概要(例)
貯蓄税2%なら?
銀行預金が500万円の場合にかかる「貯蓄税」は
500万円 × 2% = 10万円
実際に施行される時には、金額によって利率が変わる、等はあるかと思います。
検討段階だから、具体的な数字は分かりません。
とにかく、「お金を持っているだけで税金がかかる」というのが「貯蓄税」です!
貯蓄税を導入するメリット① 景気対策
ではそもそも、なぜ政府は貯蓄税を検討しているのでしょうか?
一番の理由はやはり、景気対策です。
税収が増えるのはもちろん、実は国民の消費を促進する効果もあります。
日本人は貯金が大好き。
世の中に出回っていないお金(貯金)が、1000兆円あるとも言われています。
日経新聞 なぜ、進まぬ貯蓄から投資? 眠る現預金1000兆円
貯蓄税を導入すると、
「持っているだけで税金がかかるなら、積極的に使おう!」
となり、国民の消費意欲が向上。
世に出回るお金が増えれば、企業の業績もアップし、社員のお給料もアップするはず。
そうすれば、日本の景気も良くなる!というのが一つ目の理由。
実際には、日本企業は利益を給与に還元しづらい体質になってしまっているので、こんなにうまくはいかなそうですが…
貯蓄税を導入するメリット② 国民の投資を促進
もう一つは、国民にもっと投資をしてもらうこと!
「老後2000万円問題」で騒ぎになった通り、もはや国の年金だけでは、日本人の老後は支えられない状況。
老後のお金については、こちらの記事も読んでくださいね。
だから、
- NISA
- iDeCo
など、国民が自分で資産運用でお金を用意できるような制度が用意されています。
でも、実際に制度を活用している人は全体の40%程度。
政府が当初思ったよりも、資産運用を始める人が少ないのが現実。
貯蓄税が導入されれば、銀行にたくさんお金を貯めている人も、他のところに移したくなるはず。
そうなると、株や投資信託などに投資をする人が増える。
国民の資産運用も進むし、株を上場している会社の資金も増える。
国民の老後のお金の心配が減って日本企業も盛り上がるなら、いいですよね。
これも、貯蓄税導入の狙いの一つと言われています。
【税金対策】貯金で税金を取られる時代?何をすべき?
貯蓄税が導入されれば、日本経済にとってメリットがあることは分かりました。
でも、「税金が増える」ってやっぱり嫌!
景気が良くなっても、給料が増えるか分からないし(泣)
導入は、さっきも説明した通りまだ未定!
でも、景気対策として何かの税金が今後も増える可能性は大きいのが現状。
私たちが今からできる対策はなんでしょうか?
総資産8000万円女性投資家、おっけい先生が解説します!
税金対策1)NISA・iDeCoは賢く活用!
貯蓄税が導入されるかはさておき、貯金だけで将来のお金を全部用意するのはほぼ不可能。
だから、銀行口座に置いておくのは「生活防衛資金」だけで十分です。
「生活防衛資金」は、病気などいざという時に困らないためのお金!
「生活防衛資金」については、こちらの記事も読んでみてください!
将来や老後のお金を準備するなら、投資は必須。
投資をスタートするなら、税金を優遇してもらえる制度をうまく活用しましょう。
NISA、つみたてNISAは、投資の利益にかかる所得税、住民税が一定額までゼロになる制度。
iDeCoは60歳以降に引き出せる、年金を自分でつくれる制度で、税制優遇があります。
通常、20.315%もかかる税金が安くなるなら、使わない手はない!
自分の計画に合わせて、上手に活用しましょう。
税金対策2)お金の計画を立てる
投資を始めるのはいいけど、こんな疑問が出てきませんか?
投資って、いくらやればいいの?
何に投資したら安心なの?損はしたくない!
答えは、人によって違う!です。
- 老後にいくらのお金が必要なのか
- 投資で損するリスクにどれだけ耐えられるのか
- 仕事でどれくらい収入があるのか
いろんな要素があるから、
「コレやっとけば一生安泰だよ!」
って投資は残念ながらありません。
むしろ、そんなこと言っている人がいたら、詐欺を疑いましょう(笑)
最初は、「家計に3万円余裕があるから、毎月3万円投資しよう!」で大丈夫!
その後は、「自分は将来どんな生活がしたいかな?」って、夢や目標を決めてみましょう。
計画が立てられてば、あとは実践するのみ!
税金対策3)不安な時は一人で考えない
「計画立てよう!実践しよう!」って言われても、何から始めていいか分からないよ!
分かります!
お金の話が苦手な人にとっては、毎月の家計を見るのすら苦痛(笑)
だから、一人で将来のお金の計画を立てるなんて無理!って思いますよね。
今は、ブログやSNSでいろいろな情報に出会える時代。
お金の悩みを解決した人、投資で成功した人ともすぐに繋がれるようになりました!
だから、悩みを解決するために、全部自分で一からやる必要はありません。
私も、貯金なし、クレジットカードの分割払い残高ありの20代の時、投資家の人に資産運用のやり方を教えてもらいにいきました。
人に聞く、相談するって勇気がいりますよね。
でも成果を出している人に相談する方が、早く、確実に悩みを解決できます!
「貯蓄税」のすぐの導入はナシ!ただし対策は必要
「貯金に税金かかるの!?」
私も最初小耳にはさんだ時は、びっくり(笑)
今すぐの導入はないけど、日本の財政のために税金などが増える可能性が高いのは確か。
だから、私たち一人一人が、お金の知識をつけて賢くなる必要がある!
お金のことは家族や友達には正直相談しにくいですよね。
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