【女性】30代の3割は貯金ない?必要な貯金額は〇〇円

新型コロナウィルスの影響で、収入や貯金に不安がある人もいるよね。自分のお金、将来大丈夫かな?今の貯金額で大丈夫なのかな?って気になって、インターネットで調べたりする。その結果で「私は大丈夫!」とか「私、ヤバいかも!」って思うかもだけど、本当かな?アナタに本当に必要な貯金額を計算しよう!
【女性】30代の3割は貯金ない=安心!?必要な貯金額
「平均〇〇円」「貯金ゼロは何%」の情報
「30代 貯金」で検索をすると、「30代の平均貯蓄額は〇〇円!」「貯金ゼロは30%」って情報がたくさん出てくるよ。
日本人の金融資産の調査は、
政府によるものや「金融広報中央委員会」によるものがメジャー。
Webサイトで誰でも見られるようになっているよ。
こういう結果を見て、
「私は貯金100万円あるから、貯金ゼロの人よりマシ!」
って安心したり、
「あ、でも30代の平均貯金額は約300万円なんだ。。。私、将来ヤバいかも」
って焦ったり、していない??
「平均」や「〇〇%」みたいな情報に一喜一憂しがちだけど、
それって本当に正しい判断なのかな?
自分に必要な金額はいくらか?を考えよう
政府の調査結果を見るのも面白いし、他人のお財布事情が気になる気持ちも分かる(笑)
でも、
「どれくらい貯金をすべきなのか?」は、平均額だけでは判断できないよ!
- 今、何歳なのか?
- 家族構成は?
- 病気・持病・健康上の懸念はあるのか?
- 今・これからの収入はいくらなのか?
- 仕事と貯金で生活していくのか、セミリタイアを目指しているのか?
- 家族・子どもとの生活をどうしたいのか?
- 老後どんな生活をしたいのか?
貯金額は、これだけたくさんの情報に左右されるものだよ!
投資を考えるなら、もっと考えることがある。
だから、「平均以下か、平均以上か」だけで、自分に必要な貯金額を判断するのは危ない!
まずは家計を知ろう!オススメ家計簿アプリ
自分の貯金額の目標を知るためには、今の家計を知ることが大切!
家計簿をつけていない!っていう人はアプリでつけてみよう。
銀行口座やクレジットカードと連携できるから、入力の手間がほとんどないよ。
カテゴリーごとの集計もやってくれるから便利。
【30代】今こそ計算しておきたい「自分に必要な貯金額」
【生活防衛資金】基本の生活費から考える
まずは基本的な「生活費」から計算してみよう!
最低限の生活費から考える、一番シンプルな方法だよ。
「生活防衛資金」とは?
なにかの事情で、まとまったお金が必要になったり、収入がなくなったりすることに備えて、「生活を守るため」のお金のこと。
これだけあれば最低限の生活がしばらくできる、っていう貯金のことだよ。
この「生活防衛資金」、目安は以下の通り。
会社員:6ヶ月分
自営業、個人事業、経営者:12ヶ月分
会社員、いわゆるサラリーマンの人は、毎月一定額のお給料が保障されているし、病気になったときの「傷病手当」を始めとする、使える手当がいろいろあるよ。
自分で仕事をしている人は、病気などのトラブルに加えて、「ビジネスがうまくいかなくなる」リスクにも備える必要があるから、会社員の人より多めに考えよう。
計算の仕方!
1ヶ月あたりの「最低限の生活費」を考えよう!
それから、自分の働き方に応じて、必要な月数を掛け算するだけ。
「最低限の生活費」は以下のカテゴリーのものが当てはまるよ!
- 住居費(住宅ローン、家賃など)
- 食費(飲み会など、楽しみのための食事は含まない)
- 水道光熱費
- 日用品費・通信費(スマホ代)
今の自分の家計簿から上のカテゴリーのものを集計しよう。
食費については、「全て自炊にして最安値にした場合」の金額を考えてみよう。
例)
家賃7万円 + 食費2万円 + 水道光熱費1万円 + 日用品費・通信費2万円
=12万円
この金額が「1ヶ月あたりの生活費」になるよ!
これに、6ヶ月、または12ヶ月を掛け算しよう。
例)
12万円 × 6ヶ月(会社員の場合) = 72万円
貯金の目安として、72万円貯めておいたらひとまず安心!
ってことが分かったよ!
もちろん、
いざ収入がなくなったら実家に帰る!
って方法で生活費を減らす手もあるし、
子どもがいれば教育費は外せない
などの個別の事情もあるよね。
自分には絶対これは必要!ってお金を把握することは大切。
今後のお金・投資プランを考えるのにも必要な情報だよ!
イザという時のお金から考える
「なにか大変なことが起きて、多額のお金が必要になったらヤバい!」っていう心配は誰にでもあるもの。
そういう心配があると「保険に入ろう!」って人も多いけど、
おっけい先生は保険は、ほとんどの人にとって不要と考えているよ!
保険については、この記事でも解説しているよ!
「じゃあ、いざという時に、お金はどうするの!?」ってなるよね?
必要になるお金を計算して貯金しよう。
以上!
アナタが心配なことは何かな?
出産?病気?事故?
じゃあ、
実際どれくらいの金額がかかって、どれくらいの保障が国から出るか知っている?
ここを知らずにやみくもに保険に入るのはお金のムダになるよ!
日本で出産する場合の平均費用
例として、30代女性が気になるお金の一つ「出産費用」を考えてみよう。
数年前の資料だけど、厚生労働省がまとめた出産費用の調査結果があるよ。
標準的な入院日数6日でみた出産費用は、約48万円。
自然分娩では健康保険が使えないから全額負担。
帝王切開での出産は健康保険が使えるけれど、費用の総額が大きくなるから、自然分娩費用+10万円かかると言われているよ。(自己負担額)
都道府県によっても値段は変わるし、個室に入院するか相部屋にするかでも値段は変わるけど、
最低50万円はかかりそうだよね。
この金額を見て、「え!?貯金できるかな。。」って心配?
実は、会社などで健康保険に加入している場合に使える補助金・手当があるよ!
出産育児一時金
一般的に42万円
出産手当金
出産のために会社を休んだ期間に応じて支給
(出産前の給与が30万円だった場合、日額約6,500円など)
詳しくは全国健康保険協会参照
この他にも、会社からお祝い金が出る場合もある。
こうやってひとつひとつ調べてみるとどう?
基本的な出産費用の多くは、保障や手当でカバーできそうだよね。
一時的に費用を立て替えるし、妊婦さんや新生児の体調によって入院が長引くこともあるから、貯金が十分あるのはいいこと。
でも、「いざというときのお金」を調べて、使える補助金も知っておくと、
「これくらいの貯金があれば大丈夫だな」って安心できる!
心配なことがあるなら、金額を具体的にしよう!
金額が具体的になれば、行動もできるし、安心するよ。
高額医療費参考記事
病気や怪我など、多額の医療費がかかる治療が必要な場合は?
高額医療費についても、公的な健康保険でカバーされているよ。
仕組みについてはこの記事も参考に!
毎月の貯金額の限界!?30代が貯金すべき額とは?
「貯めるべき貯金額」は見えてきたかな?
生活費と緊急時のお金、両方を考えることで、
「これだけあれば安心!」
の金額が具体的になったはず。
じゃあ次は、
「どれくらいの期間で、貯められるのか?」ってことを考えていこう。
収入ー生活費から考える
基本的には、「毎月少しずつコツコツ貯めていく」スタイルになるよね!
毎月いくら貯められるのか?も人それぞれ。
毎月の貯金額を決めるために、
毎月の「収入」と「最低限の生活費(生活防衛資金で計算した金額で「OK)」を出してみて!
そして、
「収入」 ー 「生活費」
を計算しよう。
例)
収入(手取り)20万円 ー 生活費12万円 = 8万円
残るお金から「貯金額をいくらにするか?」を決めてみよう。
たとえば、残るお金が8万円なら、「5万円は貯金、3万円はお小遣い」という感じ。
貯金スピードを上げたいなら、貯金の割合を多くするのがいい。
ただし、お小遣いを減らしすぎると、毎日の楽しみが減っちゃうことも。
ストレスのない額を自分で決めよう。
一度決めたら、貯金は固定費・生活費!と思って貯めよう。
家賃や水道光熱費と同じもの、と思っておけば、強く意識しなくても貯められるよ。
別口座に移したり、スマホにメモしておいたり、貯まった金額を管理できるようにしておこう!
目標から逆算して考える
もう一つの計算方法は、目標から逆算すること。
「来年までに結婚・出産費用を貯める!」
「来年には投資を始められるようにする!」
など、期限と目標金額を決められるなら、逆算してみよう!
目標金額 ÷ 期間(月数)
でシンプルに計算してもいいし、
ボーナスが出た時にまとめて貯金 + 毎月少しずつ
でもOK!
例)
目標:12ヶ月で100万円貯めて投資を始める!
計画:夏ボーナス40万円 + 12ヶ月で60万円(毎月5万円) = 100万円
ちなみに、おっけい先生はじめ、
投資をやっている人は、最初この方法で貯金額を決めて、貯めている人が多い!
それはこんな理由から。
- 投資で結果を出すには時間が必要。だから、なるべく早く投資資金を貯めたい。
- 投資の種になるお金が多いほど、利益も増える。
ある程度投資スタイルが固まってくると、貯金の仕方は人それぞれになる。
その頃にはお金の管理もバッチリできるようになっているはず!
達成した目標が具体的にある人は、逆算して貯金してみよう!
コロナで不安?貯金ない?30代で考えたいお金⇛相談しよう
新型コロナウィルスの流行など、心配・不安なこといろいろあるよね?
不安から、焦って、「ムダな保険」や「ムリな投資」を契約する前に、
具体的な金額を計算しよう!
「時間がかかりそう。。。」って思っても、
明確な金額や、明確な期間が見えると、貯金がスタートできる!
「一人で考えるのはしんどい」?
「一人じゃ貯金は続かない」?
それなら、おっけい先生のところに相談に来て!
【無料相談】
1対1のオンラインレッスンだから、
他の誰にも悩みを知られることはないし、アナタに本当に必要な貯金額が分かるよ。
貯金を続けるコツも教えるよ!
不安だけがふくらんでしまわないよう、イマ行動しよう!
KEI
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