【女性のお金】サラリーマンでもできる節税!貯金の次に考えること
貯金のノウハウや年金のこと、最近では投資に興味のある女性も増えてきたよね。お金のことを積極的に学ぶのは大事なこと!ところで「節税」って考えたことある?お金のことを勉強していく上では欠かせない税金のこと、知っておこう。
節税はお金持ち限定のウソ!?女性こそ考えたい税金の知識
会社員・サラリーマンでもできる節税!
「節税」って聞くと、「お金持ちが気にすることでしょ?」って思うよね?
私はかつてそう思っていたよ!
「自営業の人が、レストランで領収書もらっているやつでしょ?」
「収入の多い人が、税金を少なくするためにやるものだよね。」
でも実は、サラリーマン・会社員など、いわゆる「一般的な収入」の人でも、税金対策でできることがあるよ!
知っていると知らないとじゃ大違いだよ!
堅実な人が多い女性こそ知っておきたい「節税」
女性でお金に興味がある人が増えてきたとはいえ、
「投資ってこわい!!」
って思っている人、多いんじゃないかな?
投資は損をする可能性があるから、堅実なタイプの人にはハードルが高く感じる。
でも節税は、やれば確実に「税金が安くなる」か「支払った税金が戻ってくる」。
手続きが面倒なこともあるけれど、100%確実に「おトク」になるから安心!
「節税」でトクする金額を試算 iDeCoの場合
「収入はそんなに多くないし、節税って言ったってたかが知れてるでしょ?」
って思った?
それなら計算してみよう!
税金対策として有名な制度のひとつに「iDeCo」があるよ!
詳しい制度の注意点はここでは省くけど、「iDeCo」を使った場合と使わない場合で、アナタのお金にどれだけの影響があるかを試算してみよう。
「iDeCo」は積立型の個人年金制度で、
- 積み立てた金額は所得控除できる⇛所得税がかからない
- 運用益は税金免除⇛所得税・住民税がかからない
っていうのが税金面でのメリット。
会社員・企業型DCに加入していない人が20年間積み立てをした場合
一年にiDeCoで積み立てられる金額は27.6万円。
(働き方、他の年金制度の加入の有無で上限金額は違います)
例)iDeCoで20年間、上限額を積み立てると総額は?
27.6万円 × 20年 = 552万円
iDeCoで積み立てていれば、積立金には所得税がかからない!
では、お給料(額面)から同じ金額を貯めようとすると?
平均年収の場合の約20%の所得税がかかるから、総額は80%になる。
552万円 × 80% = 約440万円
つまり、100万円くらいのお金が税金として払わないといけないってこと!
年間27万円の貯金って、月2万円程度の貯金。難しい金額じゃないよね。
それでも20年でこれだけの差が出てくるってこと。
これが税金対策を知っているか、知っていないかの違いだよ!
注意!
所得税の計算は簡易化のため20%としています。税率は収入の額等によって異なります。
iDeCoの掛金を引き出す際に、退職金相当の税金がかかります。所得税より、税率はかなり抑えられますが、いかなる税金も「0」になる、という制度ではありません。
また、iDeCoには「60歳まで掛金を引き出せない」等の制限があり、加入するかは個人で検討が必要です。
サラリーマンでも出来る節税対策!どんなものがあるの?
これだけある!会社員でも平均収入でもできること
税金のことも知ることが大切なのね!ってことは分かった!
じゃあ具体的に、どんなことが出来るのかな?
年収や働き方に関係なく、誰でも使える税金対策、実は主なものだけでもこれだけあるよ!
- ふるさと納税(寄付金控除)(厳密には「節税」ではない)
- NISA
- iDeCo
- 住宅ローン控除
- 生命保険料控除・地震保険料控除
- 医療費控除
- 子どもがいて、配偶者と離婚または死別したとき(寡婦控除/寡夫控除)
- 災害・盗難にあったとき(雑損控除など)
- 株取引で損をしたとき(利益との相殺)
このうち、
1〜3は、年齢・年収など一定条件を満たせば、いつでも始められるもの
4、5は、住宅ローン、保険料なと、支払いを行った場合に使えるもの
6〜9は、金銭的な損失があった時に、税金を優遇してもらえるもの
と分けられるよ。
「税金対策のこと、なにかやりたいな・勉強したいな」と思った時にすぐ始められるのはコチラ
「ふるさと納税」「NISA」「iDeCo」
聞いたことがある人も多いんじゃないかな?
投資を始めたい人も知っておくべき「税金」のこと
「NISA」「iDeCo」については、株式投資、投資信託に関係する制度だよ。
実は投資という目線から見ても、税金対策を考えるのは超・重要。
「税金」と「手数料」を抑えるという視点が無いと、いくら利回りのいい投資をしても、利益が目減りしてしまう。
投資の金利を気にする人はたくさんいても、「税金」「手数料」の額に無頓着の人もいる。
「将来は投資もなにか始めたいな」
と思うなら、税金を抑える方法を知ることも大切ってこと、覚えておこう!
おっけい先生