【海外ノマド投資家の子ども時代③】教育パパ・ママと受験勉強
おっけい先生ってお金の先生だから、昔からお金のことちゃんとしていたの?
全然!今思えば後悔しかないお金の使い方をしていました(笑)
私は今、オンラインでお金について教える先生・コーチをやっています。
- 総資産8000万円
- 海外ノマドワーカー
- 東工大卒元外資系コンサル
- MENSA会員
などなど、私の経歴を聞くと「初めからしっかりした人に違いない!」と思ってもらえるのですが(笑)
何度も言うように、特に20代の頃のお金の使い方はヒドかった。
今冷静に振り返って、
「なんで、あんな無茶苦茶なお金の使い方をしたんだろう」
と考えることが最近増えました。
考えてみると、私のお金の使い方は子どもの頃の経験の影響が大きかったんです。
おっけい先生の子ども時代のストーリーその③です。
根暗・シャイ・地味…唯一のアイデンティティは「勉強」
前回の記事でも書いたように、小学校からイジメにあっていた私。
イジメは低学年から中学校に上がっても、断続的に続きました。
親も気づいていて学校に話してくれたけど、
当の本人の私が「大丈夫」というものだから、
先生は適当に注意して終わり。
いじめてくる同級生とも、仲良く遊んでいた期間もあったりして、そこまで深刻には見えなかったんでしょう。
スポーツもできないし、特別可愛くない(当時は自分をブスだと思ってた)。
そんな私が、グレたり不登校にならなかったのは、
周りよりも圧倒的に勉強ができたから。
よく覚えているエピソードがあります。
国語の時間、詩(宮沢賢治の「雨ニモマケズ」)を
「来週までに覚えてきましょう」という宿題が出ました。
私は、その詩を習ったその授業中に暗記し、
先生、もう覚えました。
と手を挙げて、その場で暗誦しました。
クラスメイトはもちろん、先生もびっくりしてたのを覚えています。
こんな風に、単に勉強ができるだけでは足らず、
それを周りに「こんなに私はできるんだよ!」と、
ひけらかさずにはいられなかったんです。
今思えば、これが唯一の、私のイジメに対する戦い方でした。
心の中で、
アナタたちは私をイジメて偉そうにしてるけど、私よりバカなんでしょ?
って思ってた(笑)
これくらい思わないと、心のバランスが保てなかったのかもしれません。
教育パパ・ママの熱血指導!受験戦争に突入
周りを見下すことでなんとか、小学校、中学校時代を乗り切ったおっけい先生。
やがて初めての受験、高校受験が近づいてきます。
習いごとは全部やめて、受験に集中よ!
いい高校行って、いい大学行ったら、将来安泰だ!
絵に描いたような教育パパ・ママである両親。
いい学校に行けばいい会社に入れて、安泰だと思っていました。
(もっと言えば、公務員になってほしかったようです)
あまり意見を言わない、主張もない子どもだったので、親は心配もしていました。
だから、得意の勉強を活かして、学歴をつけて、自信もつけてほしかったようです。
教育パパ・ママというとネガティブなイメージが多いかもしれません。
でも、私は両親が私の教育に惜しみなくお金と労力を注ぎ込んでくれたことに、
本当に感謝しています。
結局、フリーランスになって起業して、
海外をフラフラするノマド生活をしていますが(笑)
例えば日本に戻って、会社員に戻ろうと思っても、
仕事に困る心配は全くありません。
学歴が全てではないけれど、私の長所(頭の回転の速さ、記憶力など)を、
できる限り具体的で、実用的なかたちにしてくれました。
問題は、私の考え方です(笑)
子どもの時は親の思いなんて分からないので、
「親をがっかりさせたくない、怒られたり嫌われたりしたら、絶対いや!」
という気持ちでした。
加えて、同級生への「見下し」。
「誰が聞いても『優秀だね』って思われる学校に行きたい。
そう思って、県内トップ高の受験を目指しました。
塾の模試では全国5位を取り、推定偏差値は78ありました。
そしてこれを全部、さりげない感じで周りに見せびらかす、というのもセット(笑)
自分のねじくれた自尊心を満たしつつ、受験勉強は嬉々としてやった結果、
第一志望にしっかり合格。
調子にのった私は、
どんどん天狗になっていきます(笑)
つづく
おっけい先生