30代女性投資家が教えるお金のコーチング

【海外ノマド投資家の過去①】プライドがボロボロになった大学生時代

    
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【海外ノマド投資家の過去①】プライドがボロボロになった大学生時代

おっけい先生ってお金の先生だから、昔からお金のことちゃんとしていたの?

おっけい先生

全然!今思えば後悔しかないお金の使い方をしていました(笑)

私は今、オンラインでお金について教える先生・コーチをやっています。

  • 総資産8000万円
  • 海外ノマドワーカー
  • 東工大卒元外資系コンサル
  • MENSA会員

などなど、私の経歴を聞くと「初めからしっかりした人に違いない!」と思ってもらえるのですが(笑)

何度も言うように、特に20代の頃のお金の使い方はヒドかった。

今冷静に振り返って、
「なんで、あんな無茶苦茶なお金の使い方をしたんだろう」
と考えることが最近増えました。

子どもの頃の親の影響やイジメの経験から、周りを「見下す」クセがついてしまった私。
取り柄だった「勉強」を頑張ることで、プライドを保っていました。

「入るならトップ」で決めた大学

学校でいい成績を取って褒められることに、存在意義を感じていた子ども時代。
高校は県内トップ校に合格することができました。

高校に合格して中学校を卒業してすぐの春休み、
父親に大学見学に連れて行かれます(笑)

パパ

高校受験がゴールじゃない!
高校に入っても気を抜かずに勉強するんだ!

見学に行った大学のうちの一つに、東京工業大学がありました。
私は数学や理科が特に好きだったので、理系に進むことはほぼ決まっていました。

パパ

理系だったら、ここがトップだ。

理系で東工大がトップかどうかは賛否両論あると思いますが(笑)
当時父にこう言われた私は、「次に入るのはここだ」と中学3年生の時に大学受験の目標を定めました。

東工大入学→周りが優秀すぎてプライドをへし折られる

高校に入る前から大学の志望校を決めていた私。
学校の進路相談でも、塾の面談でも、志望校は「東工大」。

3年間、謎に「私は東工大に入る」と信じ続け合格しました。
ある意味、思い込みを実現させる力が強かったのかもしれません笑
合格したことを報告すると、親や親戚中から「すごい、すごい」と称賛され、すっかり調子づきます。

しっかり天狗になって入学後すぐ、「私なんて大したことない」ことに気づきます。

私より勉強できる人なんてザラ、勉強もスポーツもできる人、全然授業に出ないのにテストでハイスコアを取る人、日本語で優秀な成績を取る海外からの留学生。

勉強+αで何かに秀でている人がたくさんいたんです。
私はただ、勉強だけを頑張ってきた人。

「勉強以外、何も得意なものがない」というコンプレックスが、また私を苦しめ始めます。

【燃え尽き症候群】大学での勉強は消化試合

「今から何をやっても遅い」
「得意だった勉強も大したことない」
大学生活が始まってすぐ、自分を卑下する考えに支配されてしまいました。


東工大合格を目標に高校3年間を過ごしてきたので、目標を達成した後の燃え尽き症候群にもなっていました。

一気に勉強にやる気をなくし、全ての教科で出席ギリギリ、点数ギリギリの成績になります。
もはや、それを悔しいとすら思わなくなってしまいました。

大好きな数学だけはしっかり受けて、あとは適当。
部活、遊び、恋愛。大学時代はそれだけでした。

楽しかったけれど、「何のために大学に入ったのか?」「大学で何を学びたいのか?」という本来の目的は見えないまま、大学生活を終えました。

つづく

おっけい先生